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2026.03.09

【2026年2月版】ドライバーの平均時給はいくら?全国平均1,380円|地域別相場レポート

2026年2月のドライバー求人平均時給は1,380円。 前月(1,377円)から+3円と、わずかな上昇となりました。

一見すると市場は安定しているようにも見えますが、都道府県別に見ると±50円以上の変動が複数地域で確認されています。 現在のドライバー採用市場は、平均時給だけでは判断しにくい局面に入っていると言えるでしょう。

特に注目すべきなのは、同じ時給帯でも応募結果に差が出始めている点です。 求職者は複数の求人媒体を比較しながら仕事を選ぶため、時給が数十円高いだけでは応募の決定要因になりにくくなっています。

その結果、現在のドライバー採用では 「時給の高さ」より「求人の分かりやすさ」が応募数に影響するケースが増えています。

全国平均の推移

平均時給は1月にやや下落したあと、2月は+3円と小幅に上昇しました。 ただし全国平均だけを見ると市場の実態は見えにくく、県別では大きな変動も見られています。

現在の採用市場は「平均時給の上下」よりも、 地域ごとの需給バランスが応募結果に影響しやすい段階に入っていると考えられます。

北海道・東北エリア|県ごとの変動が大きい市場

北海道・東北では、県ごとの変動が比較的大きくなりました。

青森は+53円(1,206円→1,259円)、 福島は+26円(1,253円→1,279円)と上昇。

一方で岩手は▲15円(1,355円→1,340円)となりました。

このエリアは都市部と比べて求人母数が少ないため、 一部案件の条件変更や募集終了が平均値に反映されやすい特徴があります。

平均時給だけで採用難易度を判断するよりも、 仕事内容・拘束時間・配送距離など、働き方が具体的にイメージできる求人設計が応募数に影響しやすい地域と言えるでしょう。

関東エリア|高水準でも採用差が出る市場

関東は引き続き全国トップ水準の時給を維持しています。

千葉は+19円(1,607円→1,626円)、 栃木は+40円(1,429円→1,469円)と上昇しました。

一方で東京は▲14円(1,617円→1,603円)、 神奈川は▲29円(1,633円→1,604円)と調整しています。

それでも1,600円前後という高水準は維持されています。

現在の関東市場で特徴的なのは、同じ時給帯でも応募結果に差が出ていることです。

求職者は複数媒体を横断して求人を比較するため、 仕事内容の具体性1日の流れなど、求人の分かりやすさが採用結果を左右する傾向が強まっています。

中部エリア|県ごとに方向が分かれる

中部エリアでは地域ごとの動きが分かれました。

新潟は+61円(1,314円→1,375円)、 長野は+27円(1,371円→1,398円)、 三重は+18円(1,435円→1,453円)と上昇しています。

一方で福井は▲7円(1,218円→1,211円)と小幅に下落しました。

このエリアでは製造業物流の影響もあり、 時期によって求人構成が変化しやすい傾向があります。

平均時給だけでなく、 どの配送形態や職種の求人が増えているかをあわせて見ることが採用判断では重要になります。

関西エリア|時給競争より求人差別化

関西エリアではやや調整傾向が見られました。

大阪は▲19円(1,514円→1,495円)、 京都は▲18円(1,520円→1,502円)となっています。

一方で兵庫は+3円(1,463円→1,466円)、 奈良は+12円(1,431円→1,443円)と上昇しました。

関西市場では現在、時給競争だけでは採用差がつきにくくなっています。

休日体系や働き方など、条件の見せ方が応募結果に影響するケースも増えています。

中国・四国エリア|平均だけでは読み解けない市場

中国・四国は県ごとの振れ幅が大きく、平均値だけでは市場を正確に捉えにくいエリアです。

2月は鳥取が+72円(1,336円→1,408円)と上昇する一方で、 徳島は▲62円(1,408円→1,346円)と下落。 同じエリア内でも方向が分かれています。

また四国では愛媛が+10円(1,276円→1,286円)と小幅回復しました。

このような局面では、全国平均よりも商圏単位での相場把握が重要になります。

九州・沖縄エリア|進む二層化

九州・沖縄では都市部と地方で需給バランスが異なり、二層構造が進みつつあります。

福岡は横ばい(1,401円→1,401円)で安定推移。

一方で鹿児島は+52円(1,309円→1,361円)、 宮崎は+50円(1,209円→1,259円)と上昇しました。

反対に熊本は▲52円(1,326円→1,274円)、 大分は▲27円(1,294円→1,267円)と調整しています。

このエリアでは、エリア平均ではなく 拠点周辺の相場や競合求人を基準に採用戦略を考えることが重要になります。

まとめ

2026年2月のドライバー求人平均時給は1,380円。 前月から+3円とわずかな上昇となりました。

しかし現在の採用市場では

  • 地域差の拡大
  • 同時給帯での応募差
  • 求人比較行動の変化

といった変化が見られます。

つまりドライバー採用は 「時給競争」から「求人設計」へと移行しつつあると言えるでしょう。

仕事内容や働き方を分かりやすく伝える求人設計が、今後の採用成功のポイントになりそうです。

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