【2026年4月版】ドライバー求人の平均時給は1,388円|関東では“時給1,600円時代”へ
「時給を上げているのに、応募が思うように集まらない」
「4月なのに、採用が想定より進まない」
2026年4月、ドライバー採用市場では、こうした課題を抱える企業が少なくありません。
4月は新年度のスタートにあたり、人材の入れ替わりや採用ニーズが高まりやすい時期です。
しかし、今回の平均時給データを見ると、単純に「時給を上げれば応募が増える」とは言い切れない市場になっていることが分かります。
本コラムでは、ドライブトライブが独自に集計した実掲載求人データをもとに、2026年4月のドライバー求人市場を読み解きます。
※本記事は、ドライブトライブが独自に収集・集計した求人掲載データ(ドライブトライブ調べ)をもとに作成しています。

全国平均1,388円|高止まりする一方で、“時給だけでは差がつかない”市場へ
2026年4月時点のドライバー求人における全国平均時給は、1,388円となりました。
4月は年度切り替え後の人員補充や、新規案件の立ち上がりによって求人需要が高まりやすい時期です。 その中で全国平均が1,388円という水準にあることは、ドライバー採用市場が引き続き高止まりしていることを示しています。
ただし重要なのは、時給が高いからといって必ずしも応募が集まるわけではないという点です。 関東や都市部では、すでに1,500円台後半から1,600円台の求人も珍しくありません。
つまり市場はいま、金額で差をつける段階から、仕事内容・勤務条件・働きやすさの伝え方で選ばれる段階へ移行しつつあります。
北海道・東北|低水準に見えても、条件次第で応募が止まりやすい市場
北海道・東北エリアでは、北海道が1,368円、宮城県が1,306円、福島県が1,274円となりました。 一方で、青森県は1,238円、山形県は1,278円と、1,200円台の県も見られます。
このエリアは、関東や近畿と比べると平均時給は低く見えます。 しかし、それは採用が簡単であることを意味しません。
むしろ求職者母数が限られる地域では、仕事内容や勤務時間、休日、配送エリアなどの条件が少しでも不明確だと、応募候補から外されやすくなります。

北海道・東北では、「時給を少し上げる」だけでなく、仕事内容の安心感や働くイメージの伝え方が採用成果を左右します。
関東|埼玉・東京・神奈川は1,600円台へ。“高時給でも採れない”市場に
関東エリアは、全国の中でも特に高水準が目立ちます。
埼玉県は1,622円、東京都は1,609円、神奈川県は1,604円、千葉県は1,594円となり、主要都県では1,600円前後が当たり前の水準になっています。
この数字だけを見ると、関東は「時給を上げれば応募が来る市場」に見えるかもしれません。 しかし実際には、時給1,600円台でも応募が伸びない求人は少なくありません。
関東では、同じ時給帯の求人が並びやすく、求職者は給与だけでなく、仕事内容・拘束時間・積み降ろしの有無・勤務日数・初回連絡の早さまで比較しています。

つまり関東は、高時給であることが差別化ではなく、最低条件になりつつある市場です。
中部|製造・物流エリアを中心に高水準。条件設計の差が出やすい地域
中部エリアでは、静岡県が1,485円、愛知県が1,470円、岐阜県が1,467円となりました。
製造業や物流拠点が多いエリアでは、ドライバー需要も安定して高く、平均時給も全国平均を上回る県が目立ちます。
一方で、中部エリアは職種や配送内容によって応募の出方に差が出やすい地域でもあります。 同じ時給でも、ルート配送なのか、長距離なのか、フォークリフト作業があるのか、手積み手降ろしがあるのかによって、求職者の反応は大きく変わります。

中部では、時給だけでなく、仕事の負担感をどれだけ正直に、分かりやすく伝えられるかが重要です。
近畿|大阪・京都は1,500円台。都市部と周辺県の差が固定化
近畿エリアでは、三重県が1,435円、大阪府が1,519円、京都府が1,515円と、1,500円台を超える高水準となりました。
兵庫県も1,479円と高く、都市部を中心に採用競争が続いています。
一方で、奈良県は1,411円、和歌山県は1,322円となっており、都市部と周辺エリアの時給差が見られます。
近畿では、都市部ほど求人の比較対象が多く、条件が埋もれやすくなります。 そのため、給与だけでなく、勤務時間の安定性、休日、配送距離、未経験可否などを整理して伝える必要があります。
時給が高い求人ほど、求職者は「なぜ高いのか」を見ています。 高時給の理由を明確に伝えられない求人は、逆に不安を持たれる可能性があります。

近畿では、給与だけでなく、勤務条件や働き方の整理・見せ方が応募数を左右します。
中国|鳥取は1,469円。地方でも高騰するエリアが出始めている
中国エリアでは、鳥取県が1,469円と高い水準になりました。 広島県は1,387円、岡山県は1,338円、山口県は1,348円、島根県は1,351円。
中国エリアは、全国平均と比べると極端な高騰エリアには見えにくい一方で、県ごとの差が出やすい地域でもあります。
特に鳥取県のように、地方であっても1,400円台後半まで上昇するエリアが出ている点は注目すべきポイントです。
地方エリアでは、求人母数・求職者母数ともに限られるため、一部企業の大型募集や人材不足の影響が相場へ反映されやすくなります。
また、中国エリアでは製造・物流拠点に近い地域ほど採用競争が起きやすく、仕事内容や勤務条件によって応募数に差が出やすい傾向があります。

中国エリアでは、県単位・案件単位で採用難易度を見極めることが重要になっています。
四国|全国平均より落ち着く一方、“応募母数不足”への対策が重要
四国エリアでは、徳島県が1,317円、香川県が1,321円、愛媛県が1,336円、高知県が1,290円となりました。
全国平均の1,388円と比較すると、四国エリアは比較的落ち着いた時給帯に見えます。
しかし、時給が低いからといって採用が簡単というわけではありません。
むしろ四国では、求職者母数そのものが限られるため、求人内容の見せ方や募集条件の伝え方によって応募数が大きく変わる傾向があります。
特に、普通免許で応募可能か、未経験OKか、勤務時間が安定しているか、積み降ろし負担が少ないかといった“働きやすさ”の訴求が重要になりやすい地域です。

四国エリアでは、安心感や働きやすさをどれだけ具体的に伝えられるかが応募獲得に大きく影響します。
九州・沖縄|福岡は1,393円。都市部と地方部で採用戦略を分ける必要あり
九州・沖縄エリアでは、福岡県が1,393円、長崎県が1,407円、鹿児島県が1,374円となりました。
一方で、宮崎県は1,253円、沖縄県は1,255円、熊本県は1,299円と、1,200円台の県も見られます。
九州・沖縄は、都市部と地方部で採用市場の見え方が大きく異なるエリアです。 福岡のように求人競争が強い地域では、他社求人との差別化が必要になります。
一方で地方部では、時給を大きく上げるよりも、普通免許で応募できるか、勤務時間に無理がないか、未経験でも始めやすいかといった条件の見せ方が応募数に影響します。

九州・沖縄では、都市部と地方部で採用戦略を分けることが重要になっています。
結論|4月の市場が示すのは、“時給競争”から“求人設計競争”への移行
2026年4月の全国平均時給は1,388円となり、ドライバー求人市場は引き続き高水準で推移しています。
特に関東では、埼玉・東京・神奈川が1,600円台に入り、都市部を中心に高時給化が進んでいます。 しかし、高時給であることは、もはや応募獲得の決定打ではありません。
求職者は複数の求人を比較しながら、給与だけでなく、仕事内容、勤務時間、負担の少なさ、働きやすさ、応募後の対応まで見ています。
これからのドライバー採用で重要なのは、単に時給を上げることではなく、その条件が求職者に正しく伝わり、選ばれる求人になっているかです。
時給を上げれば応募が来る時代から、求人の見せ方・届け方・応募後対応まで含めて設計する時代へ。 4月のデータは、その流れを改めて示していると言えます。
※対象:企業向け(採用担当・経営層)|出典:ドライブトライブ調べ(実掲載データ)
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