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2026.02.16

【2026年1月版】ドライバーの時給相場は?平均1,377円でも全国一律ではない理由

企業向け|ドライブトライブ調べ

まずは結論

  • 全国平均:1,377円(前月比▲13円)
  • 平均以上に注目すべきは地域差の拡大
  • 採用の成否は「時給」より求人情報の分かりやすさに左右され始めている

全国平均1,377円|重要なのは“平均額”よりも地域差

2026年1月のドライバー求人全国平均時給は1,377円。 前月から13円の下落となりました。

この数字だけを見ると、市場が落ち着き始めているようにも見えます。 しかし都道府県別に見ると±200円近い変動も確認されており、 現在の採用市場は「全国平均」だけでは実態を捉えにくい局面に入っています。

言い換えれば、ドライバー採用市場は現在、
「全国平均で判断する時代」から「エリアごとに戦略を持つ時代」へ移行しつつある 可能性があります。

北海道・東北エリア|平均変動よりも“比較される順番”が応募を左右

岩手県は+80円と大きく上昇する一方、青森県は▲26円。 同一エリア内でも方向性の異なる動きが見られました。

平均時給が下がると「競争が緩んだ」と捉えがちですが、 応募数と平均値が必ずしも連動するとは限りません。

特にこのエリアでは求職者母数が限られるため、 どの求人が最初に比較対象になるかが重要になります。 求職者は時給だけでなく、 拘束時間・配送距離・荷役作業の有無など、 働いたときの負担を具体的に想像できるかを重視する傾向があります。

平均の上下に一喜一憂するより、
「続けられそう」と感じてもらえる情報設計が応募数を左右しやすいエリアと言えるでしょう。

関東エリア|高時給でも採用差が生まれる新フェーズへ

関東は依然として1,600円前後の高水準を維持しています。 しかし現在注目すべきは、 同水準帯でも応募結果に差が出始めている点です。

背景にあるのは求職者の比較行動の変化です。 複数媒体を横断して求人を比較するため、 時給が数十円高いだけでは決定打になりにくくなっています。

応募を集めている求人に共通するのは、 仕事内容が具体的で、 1日の流れが想像でき、 「自分に務まるか」を短時間で判断できることです。

現在の関東市場は、
「時給競争のフェーズ」から「情報設計のフェーズ」へ移行している と考えられます。

中部エリア|平均下落=採用が楽になるとは限らない

福井県は▲209円と大幅調整。 山梨県も▲81円となりました。

ただしこれは需要減とは限らず、 募集終了や条件変更による平均値の変動の可能性もあります。

中部は求人母数が極端に多いエリアではないため、 一部案件の動きが相場に反映されやすい特徴があります。

重要なのは平均ではなく、
求職者から見た「近隣求人との比較」でどう映るかです。

関西エリア|上昇競争から“選ばれる求人”の競争へ

大阪・京都は1,500円台を維持。 関西市場は上昇局面というより、 企業ごとの差が採用結果に表れる段階に入りました。

条件の高さだけではなく、 休日体系や働き方の見えやすさが応募判断を左右し始めています。

中国・四国エリア|平均だけでは読み解けない市場

 

愛媛は▲130円、山口は+53円。 地域ごとの変動幅が大きく、 平均値だけでは市場を正確に捉えにくいエリアです。

このような局面では、 全国平均よりも商圏単位での相場把握が重要になります。

九州・沖縄エリア|進む二層化

福岡は安定推移。 一方で鹿児島は▲97円となりました。

都市部と地方で需給バランスが異なり、 二層構造が進みつつあります。

まとめ|採用成功の鍵は“エリア視点”

  • 全国平均:1,377円
  • 地域差は拡大傾向
  • 同時給帯でも採用差が生まれている

これからのドライバー採用では、 全国平均ではなく採用エリア基準で戦略を持つこと が重要になるでしょう。

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※本記事はドライブトライブ調べの実掲載求人データをもとに作成しています。