外免切替に合格するための練習方法とは?教習所に通うメリットや日本の交通ルールを紹介
「外免切替になかなか合格できない」
「外免切替の試験を控えているが、どう対策すれば良いのかわからない」
外免切替の試験を控え、このような疑問や不安を抱えていませんか。
2025年10月には試験内容や審査基準が見直され、これまで以上に基本動作や安全確認の正確さが重視されるようになりました。十分な試験対策なしに合格するのは難しいのが現状です。
本記事では、外免切替に合格するための練習方法や教習所に通うメリット、知っておくべき日本の交通ルールを紹介します。
乗降の仕方や安全確認の方法などをまとめているため、外免切替試験の合格を目指している方はぜひ最後までご覧ください。
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外免切替の試験を控えている人は教習所で練習するのがおすすめ
外国免許切替の試験を控えている方は、教習所に通って日本の運転に必要な技術や知識をしっかり学びましょう。母国での運転感覚が残っている場合、日本の交通ルールに沿った運転の仕方が理解できず、試験で減点される場合があるためです。
教習所では、外免切替の審査基準を熟知した指導員に直接アドバイスを受けられるため、技能試験の試験対策が効率的に進められます。具体的には、走行前の運転姿勢や標識に沿った走行の仕方、難易度が高いS字・クランクのポイントなど、試験に必要な運転技術を習得できます。
教習所によっては学科試験の対策にも対応しており、標識や歩行者優先などの知識も習得可能です。講習費用が数万円〜数十万円程度かかりますが、効率的に試験対策をするのであれば教習所に通うのがおすすめです。
外免切替の技能試験で練習が欠かせない2つの理由
外免切替は、知識確認(学科試験)や技能確認(実技)で合格基準を満たさなければ、免許の交付は受けられません。特に技能確認は、日本の交通ルールを正しく理解できていないと不合格になり、一発で合格するのは難しいといわれています。
技能確認で減点されるリスクを避けるには、事前の練習で日本の運転に必要な能力を身につけることが大切です。ここでは、外免切替の技能試験で練習が欠かせない理由を2つ紹介します。
2025年10月の法改正で試験の難易度が上がっているため
外免切替は、2025年10月の法改正によって審査基準が厳格化されました。そのため、練習で運転技術を固めていなければ合格基準に到達せず、不合格になるケースも珍しくありません。
以下は、法改正前と後の試験内容と合格基準をまとめたものです。
| 試験区分 | 改正前 | 改正後 |
|---|---|---|
| 学科試験 | 出題数:10問(イラスト問題) 合格基準:7問以上正解で合格 | 出題数:50問(イラスト問題は廃止) 合格基準:45問以上正解で合格 |
| 技能試験 | 合格基準:70% 場内での運転技能の確認 | 合格基準:70% 場内での運転技能の確認 審査項目が追加・厳格化 |
技能試験の合格基準は以前と同じ70%以上ですが、法改正後は新規免許の取得者と同レベルの審査基準が適用されます。具体的には、横断歩道の通過などの審査項目の追加や、合図不履行・右左折時の方法などで審査基準を厳格化しています。
知識確認はイラスト問題を廃止し、問題数を50問に増加、さらに合格基準も90%以上に引き上げられました。
改正が行われた背景には、外免切替制度を利用した外国人による事故・違反の多発や、制度の趣旨と異なる目的で免許を取得するケースが目立つようになった点が影響しています。
試験の審査基準の見直しにより、以前よりも高い運転レベルが求められるようになったため、外免切替の合格を目指す方は事前の練習が欠かせません。
日本の交通ルールを正しく理解する必要があるため
外免切替では、日本の交通ルールを正しく理解した上で試験に臨むことが大切です。
日本では、左側通行や歩行者優先、横断歩道での徐行、一時停止などの細かなルールを数多く設けています。
これらを正しく理解していないと、横断歩道での左右確認や一時停止を正確に実践できず、合格基準を満たすことが難しくなります。
また、海外での運転に慣れていても、日本の交通ルールに違反すれば試験が即終了になるケースも少なくありません。減点が重なると不合格になるため、事前に十分練習を重ね、日本の交通ルールをしっかり理解してから試験に臨みましょう。
外免切替の試験内容や合格のポイントは、以下の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。
外免切替の技能試験における練習時のポイント

外免切替の技能試験対策を教習所で行う場合、ただやみくもに練習するのではなく、審査基準を押さえた上で苦手な箇所を重点的に練習することが大切です。
少しでも合格率を上げるために、以下で練習のポイントを確認しましょう。
運転前の準備を正しくできるようにしておく(乗降の仕方・座席まわりの調整など)
外免切替の技能試験の採点は、乗車前の準備から始まっています。試験官は乗降前の安全確認や座席回りの調整が正しく行われているかを細かく見ているため、減点回避のためにも正しい手順を理解しましょう。
乗車・運転前に必要な準備の内容と手順は以下のとおりです。
| 運転前の準備ポイント | 内容・手順 | |
|---|---|---|
| 乗車時の手順 | 1. 車両後方を確認し、助手席側へ回る。 2. 車の前方を目視で確認する。 3. 運転席に乗り込む | |
| 運転前の準備 | シート位置の調整 | ブレーキペダルをしっかり踏んだ状態で軽く膝が曲がる位置にする。 |
| 背もたれの位置の調整 | ハンドルを握ったときに軽く腕が曲がる程度にする | |
| ルームミラーの調整 | リアウインドウがミラーの中央に来るように設置する。 | |
| ドアミラーの調整 | 左右後方の道路と自分の車の一部が見える位置にする。 | |
| 発進時の手順 | 1. シートベルトをしてから、ブレーキをしっかり踏んだままエンジンをかける。 2. ギアをパーキング(P)からドライブ(D)に切り替える。 3. サイドブレーキを解除する。 4. 安全確認をしてから発進する。 | |
| 降車時の手順 | 1. サイドブレーキを先にかける。 2. ギアをドライブ(D)からパーキング(P)にする。 3. エンジンを切る。 4. シートベルトを外す。 5. 後方の確認をして車からおりる。 | |
どんなに運転技術が高くても、これらの準備や安全確認が抜けていると合格できません。乗車から降車までを一連の流れとして覚え、スムーズに行えるようにしておきましょう。
安全確認を徹底する
走行中の安全確認は、慣れるまで繰り返し練習しましょう。技能試験では、ただミラーを見て安全を確認するのではなく、目視での確認が求められます。
目視での確認が必要なシーンは、以下の通りです。
| 具体的なシーン | 内容 |
|---|---|
| 発進時・降車時 | 車の後方・周囲に障害物や歩行者、他の車がいないかを確認する |
| 後退時(バック) | 右後方・左後方を確認する |
| 進路変更 | ルームミラーでの確認の後、目視で後続車両がいないかを確認する |
| 右左折時 | 歩行者や自転車、バイクなどがいないか目視で確認する |
| 踏切の前 | 踏切の前で車を一時停止し、左右を目視で確認する(窓を開けて音を確認するのも重要 |
例えば左折時はウインカーを出して車を左に寄せますが、そのときに歩行者や自転車を巻き込まないように左後方を振り返って安全確認をする必要があります。
確認の動きが小さいと「安全確認を怠った」と判定されて減点につながるため、顔をしっかり動かすことを意識しましょう。
進路変更・右左折の合図のタイミングをつかむ
合格率を上げるには、進路変更や右左折の合図を出すタイミングを体で覚えるまで繰り返し練習することが大切です。合図のタイミングが適切でないと、確認不足と判断されて減点されるため、状況に応じて「どの位置で合図を出すか」を明確に把握しておきましょう。
例えば、右左折時の合図のタイミングは、道路交通法施行令第21条1項で「右左折を行う地点、または交差点の30メートル手前」と定められています。進路変更は、進路を変える約3秒前にウインカーを出さなければなりません。
適切なタイミングをつかめていないと、合格後の運転で追突の危険性が高まります。体で覚えるまで何度も練習し、合図のタイミングをしっかりマスターしましょう。
S字カーブ・クランクは特に重点的に練習する
S字カーブ・クランクは、外免切替の技能試験でも脱輪が多い難所であり、減点されやすい審査項目です。狭い通路を低速で通過するため、ハンドルを切るタイミングや車体の角度などを正確につかむ必要があります。
S字カーブ・クランクのポイントは以下のとおりです。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| S字カーブ(左カーブ) | 右前輪を外側のラインに近づけるイメージでハンドルを切る。 内輪差で左後輪が内側に入りすぎないよう、右前輪を外側のラインに寄せるイメージ。 |
| S字カーブ(右カーブ) | 左前輪を外側のラインに寄せて走行する。 内輪差による脱輪を防ぐため、右後輪は内側のカーブから離す。 |
| クランク | 車を左側に寄せ、内輪差に注意しながらハンドルを右に切って右にカーブする。その後、車体を右に寄せてハンドルを左に切り、内輪差に注意しながら左にカーブする。 |
S字カーブ・クランクは、数回の練習だけでは運転感覚がつかみにくい難所です。何度も練習し、ハンドル操作のタイミングや車幅感覚を体で覚えましょう。
外免切替の練習をする上で理解すべき日本の交通ルール6選
外免切替の技能試験では、日本の交通ルールを踏まえて安全に運転できているかがチェックされます。特に重要な交通ルールを押さえることで、技能試験での減点を回避しやすくなります。
技能試験の練習をする上で確認すべき交通ルールをまとめているため、試験対策として活用してください。
左側通行
日本では、道路交通法第17条4項で「左側通行が基本」と定められています。
左側通行を採用している国は、イギリスやインドなどの一部の国に限られており、大半の国は右側通行です。右側通行の国で運転経験がある人は、技能試験などでどちらの通行帯を走行すべきか混乱することもあります。
技能試験では常に「左側を通行する」と意識し、走行車線や右左折時の侵入経路を間違えないようにしましょう。
横断歩道での歩行者優先
日本では、横断歩道に歩行者がいる場合、車は停止して歩行者の通行を優先しなければなりません。これは、道路交通法第38条によって定められており、運転手の義務とされています。
横断歩道の通過は、2025年10月の法改正で新審査項目に追加されています。横断歩道手前での減速や左右確認が不十分な場合は減点対象となるため、注意しましょう。
信号機のない横断歩道では、横断歩道の手前で減速し、歩行者がいるかどうかを確認します。いなければ徐行で通過、歩行者がいれば歩行者を優先的に通しましょう。
参考:道路交通法|第38条
赤・青・黄色信号の違い
赤信号・青信号・黄色信号の意味を正しく理解できているかどうかも、技能試験の合否を分ける重要なポイントです。
各信号の意味は、以下の通りです。
| 信号の色 | 意味 |
|---|---|
| 赤信号 | 停止位置を超えて進んではいけない 安全に停止し、青信号に変わるまで待機する |
| 青信号 | 歩行者や周囲の安全確認をした上で、そのまま進行することができる |
| 黄色信号 | 停止位置を超えて進んではいけないが、停止するのが難しければ進んでも良い |
黄色信号は「進んでも良い」と勘違いする方が多いですが、実は赤信号と同じく「停止位置を超えて進んではいけない」という意味があります。しかし、停止できないときに急ブレーキをかけると後続車に追突されやすいため、「停止可能であれば停止する」と捉えましょう。
各信号の意味を正しく理解し、状況に合わせた判断ができているかどうかは、技能試験で必ず見られる部分です。練習の段階から意識して、信号に合わせた停車位置や発進のタイミングなど、基本の操作を身につけましょう。
交差点での右折方法
交差点の走行を練習するときは、安全確認を習慣にしておきましょう。
日本で交差点を右折する場合は、交差点の中央付近まで進み、対向車の通行が途切れたタイミングで右折するのが基本です。対向車を待つときは、車体を斜めにせず、まっすぐな状態で待機します。対向車線の走行が途切れたことを確認できたら、横断歩道に歩行者がいないかを見て右折します。
右から渡ってくる自転車や歩行者は見落としがちなため、事故を避けるためにも横断歩道の手前で左右確認をしてから右折しましょう。
一時停止の道路標識
一時停止の標識がある場所では、停止線の手前で車を完全に止め、左右の安全を確認してから発進する必要があります。減速しただけで通過すると「停止していない」と判断され、技能試験では減点もしくは即試験終了につながってしまいます。
教習所で停止位置での安全確認の手順を繰り返し練習しておくと、本番でも落ち着いて対応できます。
踏切での一時停止
踏切の走行も減点されやすい項目のため、練習で安全確認や走行方法の手順を確認しておくことが大切です。
踏切の直前では車を完全停止させ、窓を開けて警報音の有無を確認しましょう。減速だけで通過したり、目と耳両方での安全確認を怠ると、減点につながるため注意が必要です。
また、踏切に入る直前で一時停止し、左右の安全確認をしてから走行します。警報音が鳴っている間は、踏切に進入してはいけません。
踏切での走行は、2025年10月の法改正で新審査項目に追加されたため、繰り返し練習しておきましょう。
外免切替の練習に対応している教習所の選び方

日本の交通ルールを理解し、運転技能を習得するためには、教習所での練習が不可欠です。
カリキュラムや講習内容は、教習所によって違いがあります。教習所選びに失敗しないよう、申し込み前に確認しておきたい3つのポイントを整理しましょう。
外免切替向けの講習が用意されているかを確認する
教習所を選ぶ際は、外免切替向けの講習が用意されているかを確認しましょう。
外免切替専用の講習を設けている教習所であれば、場内コースを使って本番に近い環境で練習できるため、技能試験に合格しやすくなります。減点されやすい箇所を重点的に練習できる点に加え、外免切替の流れを把握している指導員から指摘を受けられる点もメリットです。
外免切替教習の対応有無は、教習所のホームページでご確認ください。情報が見つからない場合は、電話やお問い合わせフォームで問い合わせてみましょう。
指定自動車教習所(公認校)を選ぶ
信頼性の高い教習所を選ぶなら、指定自動車教習所(公認校)への入校がおすすめです。
教習所の種類は、指定自動車教習所と届出自動車教習所の2つに分けられます。それぞれの特徴は以下のとおりです。
| 教習所の種類 | 特徴 |
|---|---|
| 指定自動車教習所(公認校) | ・各都道府県の公安委員会から認定を受けている ・国が定める3つの基準(「人的基準」「物的基準」「運営基準」)を満たし、指導力に優れる ・効率的に試験対策が可能 |
| 届出自動車教習所(非公認校) | ・公安委員会から認定を受けていない ・独自のカリキュラムで指導している ・講習費用が比較的リーズナブル |
技能試験の対策を確実に進めたい方は、指定自動車教習所への入校を検討しましょう。
参考:一般社団法人 全日本指定自動車教習所協会連合会(全指連)|指定自動車教習所とは
参考:大阪府警察|届出自動車教習所
講習費用・立地・教習所の設備をチェックする
教習所を選ぶときは、講習費用や立地、教習所の雰囲気も事前に確認しておきましょう。
外免切替の講習は料金の幅が広く、数万円で受けられる教習所もあれば、数十万円になるケースもあります。
料金体系もさまざまで「〇時間の講習で〇万円」という時間制のプランを採用しているところもあれば、「総額で〇円」とパッケージ型の料金を採用している場合もあります。講習内容を確認し、受講目的や予算に合った教習所を選びましょう。
立地や教習所の雰囲気も、試験対策を効率的に進める上で大切なポイントです。例えば、遠方の教習所を選ぶと移動が大変になり、思うように練習を進められません。自宅や職場から通いやすい場所かどうかをチェックしておくと、無理なく継続できます。
設備面では、フリースペースやWi-Fi、自習室の有無などを確認しておきましょう。設備が整っていると、空き時間を活用して学科試験の復習を進められます。
外免切替後にドライバー職を探すなら「ドライブエックス」の求人をチェック!
無事に外免切替の手続きを完了し、日本での運転免許証を取得すれば、日本でドライバーとして働くことが可能です。
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外免切替の練習に関するよくある質問
外免切替の技能試験の合格率はどれくらいですか?
外免切替の技能試験は、審査基準が厳しく、合格率が低いことで知られています。警視庁から公式な合格率は公表されていませんが、目安として20%〜30%程度とされています。
日本特有の交通ルールに慣れていないと減点されて不合格になり、想像以上に厳しい審査だと感じる人も少なくありません。
合格の可能性を少しでも上げるには、事前準備で日本の交通ルールに沿った運転技術を身につけることが大切です。教習所に通うと指導員から直接アドバイスを受けられるため、効率よく試験対策ができます。
外免切替の手続きはどこでできますか?
外免切替の手続きは、各都道府県の運転免許センターで行います。お住まいの地域によって受付場所が異なるため、自治体や警察署のホームページでご確認ください。
また、外免切替の手続きは、多くの自治体で予約制です。例えば東京都では、電話予約またはWeb予約で手続きの予約を受け付けています。必要書類は取得国や取得状況によって異なるため、警察署のホームページで詳細をご確認ください。
参考:警視庁|外国で取得した運転免許証を日本の運転免許証に切り替えるには
なお、外免切替の必要書類や対象者は、以下の記事で詳しく解説しています。こちらも併せてご覧ください。
教習所に通わずに独学で外免切替に合格できますか?
教習所に通わず、独学で外免切替に挑戦すること自体は可能です。ただし、日本の交通ルールや運転方法の理解が不十分な場合、技能試験で合格を目指すのは容易ではありません。
日本では左側通行や歩行者優先、細かな安全確認の手順など、試験対策が必要なポイントが多くあります。効率良く合格を目指すのであれば、外免切替に対応した教習所で指導を受けることをおすすめします。
まとめ|外免切替に合格するには練習を繰り返すことが大切
外免切替の試験は難易度が高く、海外での運転経験があっても日本特有のルールを理解していなければ合格できません。
技能試験では、左側通行や横断歩道での歩行者優先、安全確認の徹底など意識すべき項目が多くあります。効率よく試験対策を進めるなら、外免切替講習を行っている教習所に通うのがおすすめです。教習所で運転に必要な知識や技術を習得し、合格の可能性を広げましょう。
外免切替を取得すれば、日本でプロのドライバーを目指すことができます。ドライバー職をお探しの方は、ドライブエックスで希望条件に合った求人を見つけてみてください。
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