タクシーの隔日勤務がきつい3つの理由と月15日以上を休める実態を解説
タクシードライバーの働き方として広く普及している隔日勤務は、「体力的にきつい」「生活リズムが乱れる」という声が少なくありません。1回の乗務が16〜18時間に及ぶ隔日勤務の実態を正しく理解しないまま転職すると、入社後にギャップを感じるリスクがあります。
隔日勤務とは、1回の乗務で昼夜をまたいで働き、翌日を丸ごと休む勤務形態です。出勤日数が月11〜13日程度と少ない反面、1回の勤務時間が長いため、体力面・生活面での準備が重要になります。
この記事では、隔日勤務がきついといわれる理由と具体的なスケジュール、メリット・デメリット、快適に働くためのコツを解説します。
隔日勤務の実態と自分のライフスタイルを照らし合わせることで、転職後のミスマッチを防ぐことができます。タクシードライバーへの転職を検討している方は、ぜひ最後まで読んで判断材料にしてください。
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タクシーの隔日勤務がきついといわれる理由

隔日勤務は出勤日数が少ないという大きなメリットがある一方、「きつい」というイメージが広まっているのも事実です。
その背景には、1回の乗務時間の長さや、昼夜をまたぐ変則的な勤務による身体・生活への負担があります。具体的にどのような点がきついのか、3つの理由から見ていきます。
勤務時間が長く体力的な負担が大きい
1回の乗務が最大16〜18時間に及ぶため、体力的な消耗が大きい点が隔日勤務の特徴です。長時間にわたって運転席に座り続けることで、腰・肩・目への疲労が蓄積しやすくなります。
また、乗務中は途中に休憩を挟むものの、次の乗客を待つ間も常に周囲の状況に気を配る必要があり、精神的な緊張状態が長く続きます。そのため、勤務が終わる頃には身体だけでなく、精神的な疲労感も相当なものになりやすいです。
特に転職直後は体が慣れていないため、最初の数カ月は翌日の明け休みを全て回復にあてるというドライバーも少なくありません。
勤務後に眠れず生活リズムが崩れやすい
長時間の乗務を終えて帰宅しても、緊張状態が続いた脳がすぐには休息モードに切り替わらず、眠りにくいと感じることがあります。
また、隔日勤務は昼間に出発して深夜まで働くパターンや、夕方から翌朝まで働くパターンなど、昼夜を問わない勤務形態のため、睡眠時間や食事のタイミングが不規則になりがちです。
さらに、慣れるまでの期間は特に生活リズムが安定せず、睡眠の質が下がったり疲労が蓄積したりするケースが多く見られます。一般的に3〜6カ月ほどで身体がリズムに慣れてくるといわれており、その期間をどう乗り越えるかが重要なポイントです。
乗務中に睡魔や体調不良が起きやすい
深夜から早朝にかけての時間帯は、人間の体内時計の影響で強い眠気が来やすく、集中力の維持が難しくなります。
加えて、乗務中は食事を取るタイミングが限られるため、空腹のまま運転が続いたり、慌てて食べた後に消化不良を起こしたりするのも隔日勤務が「きつい」といわれる一因です。
そのほか、長時間の座位が続くことによる足のむくみや、車内の乾燥による鼻づまりなど、体調の変化が生じやすい環境でもあります。隔日勤務で働くうえでは、こうした体調管理の難しさも理解して置く必要があります。
隔日勤務とはどんな働き方か 
そもそも隔日勤務はどのような勤務形態なのか、改めて整理しておきましょう。
隔日勤務は1回の乗務で昼夜をまたいで長時間働き、翌日を丸ごと休みにする独特の仕組みを持つ働き方です。厚生労働省が定める「改善基準告示」(自動車運転者の労働時間等の改善のための基準)によってルールが定められており、法律上の根拠もあります。
隔日勤務のスケジュールと勤務時間の仕組み
改善基準告示では、1回の拘束時間は最大22時間以内と定められています。また、休憩時間は3時間以上の確保が義務付けられており、実際の乗務(実働)時間は最大約19時間ほどです。
乗務が終わった翌日は「明け休み」として休日扱いになるため、月の出勤日数は11〜13日です。
会社によって乗務の開始時間を選べるケースが多く、ライフスタイルに合わせたシフトを組みやすい点もメリットのひとつです。以下に、代表的なシフト例を示します。
| シフト例 | 乗務時間帯 | 拘束時間の目安 |
|---|---|---|
| 早番 | 7:00〜翌1:00 | 約18時間 |
| 中番 | 11:00〜翌5:00 | 約18時間 |
| 遅番 | 14:00〜翌8:00 | 約18時間 |
このように、昼間から深夜・翌朝にかけてまとめて乗務し、翌日を丸ごと休養に充てるサイクルで働くのが隔日勤務の基本的な仕組みです。
日勤・夜勤との違いと出勤日数の目安
一般的な昼日勤(1日8時間勤務)の場合、月の出勤日数は22日前後になりますが、隔日勤務では月11〜13日と大幅に少なくなります。
夜日勤(夕方〜深夜)は夜間帯に集中した勤務形態ですが、隔日勤務は昼間から翌朝にかけて昼夜を両方まとめて乗務する点が異なります。
いわば「昼日勤と夜日勤を1回にまとめた勤務」と捉えると、隔日勤務の特徴が理解しやすくなります。出勤回数が少ない分、1回の乗務が長く、体への負荷が集中する働き方です。
タクシーで隔日勤務するメリット・デメリット
隔日勤務は体への負担が大きい一方で、働き方として明確なメリットもあります。
メリット・デメリットの両面を正確に把握したうえで、自分のライフスタイルに合う働き方かどうかを判断しましょう。
休日が多く自分の時間を確保しやすい
月の出勤日数が11〜13日のため、残りの17〜19日は自由に使えます。趣味・副業・育児・介護など、プライベートの充実に活かしやすい点は、隔日勤務の大きな魅力です。
また、出勤日数が少ない分、平日の休みが多くなり、混雑を避けた外出や、子どもの学校行事への参加なども可能です。まとまった連休は取りにくいケースもありますが、平日休みを賢く使えば、生活の自由度が大幅に上がります。
1回の勤務で2日分をまとめてこなせる
隔日勤務は「出勤→乗務→明け休み」というサイクルで完結するため、月の通勤回数が11〜13回に抑えられます。週5日勤務と比べると通勤の手間が半分以下になるため、体力・時間の節約につながります。
さらに、集中して稼いでまとめて休むというメリハリのある働き方は、不規則な勤務に慣れている人にとって合いやすいスタイルです。休日をしっかり取れるサイクルが組みやすい点も、長期的なキャリアを続ける上でプラスになります。
不規則な生活リズムが健康に影響することがある
昼夜をまたぐ勤務スタイルは睡眠の質を下げやすく、体調管理が難しくなるデメリットがあります。食事・運動などの日常ルーティンを組みにくいため、意識的にセルフケアをしないと体調を崩すリスクが高まります。
特に乗務を始めたばかりの数カ月は、身体が新しいリズムに慣れるまでの適応期間として負担が大きくなりがちです。健康状態や年齢によっては、慣れるまでに個人差があることも念頭に置いておきましょう。
通勤費が自己負担になる場合がある
タクシー業界では、通勤交通費が支給されない会社が一定数あります。出勤日数は少ないものの、1回あたりの交通費が積み重なると、月間の実質的な負担になります。
そのため、入社前に通勤費の扱いを必ず確認しておくことが重要です。求人票に記載がない場合は、面接時に直接確認しておきましょう。
タクシーの隔日勤務を快適にこなす3つのポイント
隔日勤務のきつさを乗り越えるためには、日常的なセルフケアの習慣づけが欠かせません。
- 勤務後の睡眠環境を整えて疲労を回復する
- 食事のタイミングと内容を見直す
- 会社の仮眠室や設備を積極的に活用する
これら3つのポイントを押さえて、体への負担を軽減しましょう。
勤務後の睡眠環境を整えて疲労を回復する
夜勤や長時間の運転後は、質の高い睡眠を確保することが疲労回復につながります。帰宅後すぐに休めるよう、あらかじめ睡眠環境を整えておくことが大切です。
睡眠環境を整える主なポイントは以下のとおりです。
- 遮光カーテンを使用して部屋を暗くする
- 耳栓やホワイトノイズなどで騒音を遮る
- エアコンなどで室温を快適に保つ
- 就寝前はスマートフォンやテレビの使用を控える
乗務後は脳が覚醒した状態になりやすいため、帰宅前から刺激の強い光や情報を避けることも意識しましょう。
また、帰宅後すぐに長時間眠れない場合でも、20〜30分程度の短時間仮眠を取るだけで疲労回復の効率は変わります。深い睡眠にこだわりすぎず、まず横になって体を休める習慣をつけることが体調管理の基本です。
食事のタイミングと内容を見直す
乗務中はおにぎりやバナナなど、消化の良い軽食をこまめに摂りましょう。空腹のまま長時間運転すると集中力が落ちやすく、空腹からの大食いは消化不良や眠気の原因です。
さらに、明け休みの翌日には栄養バランスの取れた食事を意識的に取ることで、次の乗務に向けた体力の回復につなげられます。食事のタイミングと質を日頃から管理する習慣が、隔日勤務を長く続ける上での土台になります。
会社の仮眠室や設備を積極的に活用する
多くのタクシー会社は車庫内に仮眠室やシャワー設備を完備しており、乗務の合間に利用できます。特に深夜から早朝にかけての勤務では、20〜30分の仮眠を取るだけで後半の集中力と安全運転の質が大きく変わります。
仮眠室の有無や設備の充実度は会社によって異なるため、入社前に確認しておくことをおすすめします。求人票の福利厚生欄や、見学・面接時に実際の施設を確認するのが確実です。
タクシーの隔日勤務に向いている人の特徴

隔日勤務は全員に合う働き方ではありませんが、特定のライフスタイルや性格の方にとっては働きやすい勤務形態です。
以下の特徴に当てはまるかどうか、自己診断の参考にしてください。
まとまった休日を有効に使いたい人
育児・介護・趣味・副業など、平日の自由時間を多く確保したい方に隔日勤務は向いています。月の半分以上が非出勤日になるため、時間の使い方次第で生活の質を大幅に向上させられます。
一方で、「毎日規則正しく働きたい」「短時間ずつ積み上げていくスタイルが好き」という方には、1回の勤務が長い隔日勤務は向きにくい傾向があります。自分がどちらのタイプかを事前に整理しておくと、転職後のミスマッチを防げます。
体力に自信があり長時間集中できる人
1回の乗務で16〜18時間を乗り切れる基礎体力と、長時間でも集中力を維持できる注意力が求められます。加齢や健康状態によっては慣れるまでに時間がかかるケースもあるため、自分の体力を客観的に見極めておきましょう。
ただし、最初から完璧なコンディションで臨む必要はありません。多くのドライバーが入社後数カ月で徐々に慣れていくため、焦らず慣らしていくのも大切です。
人と話すことや運転そのものが好きな人
タクシー業務は乗客との会話が多く、コミュニケーションを楽しめる方は業務の充実感を得やすい傾向があります。また、「運転が好き」という動機があると、長時間乗務のきつさをポジティブに乗り越えられます。
サービス業としての接客意識が高い方は、乗客からの評価につながりやすく、結果として歩合収入にも良い影響を与えることがあります。運転スキルだけでなく、人と接することへの前向きな姿勢が長く活躍するドライバーの共通点です。
隔日勤務の条件でタクシー求人を比べるならドライブエックスがおすすめ!
タクシー転職を検討する際、隔日勤務の条件は会社によって大きく異なります。乗務の開始時間・仮眠室の有無・通勤費支給の有無など、気になるポイントは多岐にわたりますが、複数社を自分で調べるのは手間がかかります。
求人サイト「ドライブエックス」では、隔日勤務・エリア・給与条件などの項目で求人を絞り込めるため、条件に合う会社を効率よく比較できます。また、未経験歓迎・普通二種免許の取得費用を会社が負担してくれる求人も多数掲載しており、免許を持っていない方でもタクシードライバーへの転職を具体的に検討できます。
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タクシーの隔日勤務に関するよくある質問
隔日勤務は法律上問題ないのですか?
労働基準法の特例(自動車運転業務)により、隔日勤務は合法です。厚生労働省が定める「改善基準告示」に基づき、1回の拘束時間の上限・休息時間の確保などのルールが定められています。
ただし、なかには基準を逸脱した長時間労働が横行している会社も存在するため、入社前に労働条件通知書や就業規則をしっかり確認することが大切です。
求人票に記載の拘束時間が改善基準告示の範囲内かどうかを確認する習慣をつけましょう。
隔日勤務の年収はどのくらいですか?
全国平均は350〜450万円程度ですが、歩合制のため個人差が大きく、売上実績によって大きく変わります。隔日勤務は出勤日数が少ない分、1乗務あたりの売上をどれだけ積み上げられるかが年収を左右します。
東京など都市部では、乗客需要が高いエリアに配属されれば500万円以上を目指せるケースもあります。一方で、地方エリアでは需要の差から都市部より年収水準が低くなりやすいため、地域差があることも念頭に置いておきましょう。
未経験でも隔日勤務のタクシードライバーになれますか?
普通二種免許(タクシー乗務に必要な免許)があれば、未経験でも応募できる会社が多数あります。入社後は社内研修や地理研修を経て段階的に乗務に就くため、即日乗務が求められる心配はありません。
また、普通二種免許の取得費用を会社が全額負担するケースも多く、免許を持っていない段階からタクシードライバーを目指せる環境が整っています。求人票の「免許取得支援」欄を確認し、費用負担の条件を事前にチェックしておきましょう。
隔日勤務と週5勤務はどちらが体への負担が少ないですか?
週5日の昼日勤は1日の勤務時間が短く、生活リズムが安定しやすいため、身体への負担は1回あたりで見ると少ない傾向があります。一方、隔日勤務は1回の乗務は長いものの、翌日を丸ごと休養に充てられるため、回復の時間がしっかり確保できます。
どちらが体に合うかは、個人の体質・生活スタイル・家庭環境によって大きく異なります。一概にどちらが楽とは言えないため、自分がどんなリズムで働きたいかを基準に判断することをおすすめします。
まとめ|隔日勤務はきつい面もあるが、コツをつかめばタクシードライバーとして長く働ける
この記事では、タクシーの隔日勤務がきつい理由と実態について解説しました。要点を整理すると、以下のとおりです。
- 1回の乗務が16〜18時間に及ぶため体力的な消耗が大きく、生活リズムが崩れやすい
- 月の出勤日数は11〜13日程度で、休日が多いというメリットがある
- 睡眠環境・食事管理・仮眠室の活用できつさを和らげられる
- 体力に自信があり、まとまった休日を活かしたい方に向いている働き方
隔日勤務はきつい面もありますが、正しい知識と準備があれば多くの方が慣れていける働き方です。転職前に自分の生活スタイルと照らし合わせ、合いそうだと感じた方は、ぜひ一歩踏み出してみましょう。
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