【2026年7月版】ドライバー採用市場レポート|給与重視が再び1位。応募者アンケートで見る最新動向
HR LaboX DRIVER MARKET REPORT|2026.07
7月は「結局いくら稼げる?」
給与重視が再びトップへ
2026年7月の応募者アンケートでは、「給与」が23.73%で仕事選びの最重要項目となりました。一方、「仕事内容」も22.88%とほぼ同じ割合を占めています。
ドライバー求職者は、給与だけを見て応募先を決めているわけではありません。
どのような仕事をするのか、無理なく続けられるのか、勤務地や勤務時間は自分に合っているのか。複数の条件を比較しながら、応募先を慎重に選んでいます。
6月は「仕事内容」と「日払い・週払い」が同率で最も重視されていましたが、7月は「給与」が首位となりました。
ただし、給与と仕事内容の差はわずか0.85ポイントです。7月の結果から見えてきたのは、給与額だけでなく、仕事とのバランスまで確認する求職者の姿です。
本記事では、2026年7月に実施した応募者アンケートをもとに、応募職種・求人サイト・仕事選びの優先順位・SNS利用状況を分析し、ドライバー採用で企業が意識すべきポイントを解説します。
30秒で分かる2026年7月
応募職種
ドライバー
58.62%
求人サイト
Indeed
41.03%
仕事選び
給与
23.73%
よく見るSNS
YouTube
34.44%
応募職種の傾向|ドライバー職が58.62%で最多

応募職種では、ドライバーが58.62%と最も高い結果となりました。
次いで、作業員が22.12%、フォークリフトが16.96%、物流事務・作業・助手が2.31%となっています。
6月のドライバー割合は58.57%だったため、7月もほぼ同じ水準を維持しました。
ドライバー職への関心は引き続き高く、物流業界の中でも中心的な応募職種であることが分かります。
一方、作業員とフォークリフトを合わせると39.08%です。求職者の中には、ドライバー職だけに絞らず、保有資格や勤務条件、体力面などを踏まえて物流関連職種を比較している人もいると考えられます。
HR LaboX Insight
「ドライバーを募集しています」だけでは、仕事内容は伝わらない
同じドライバー職でも、車両サイズ、配送物、配送件数、配送エリア、積み降ろし方法によって働き方は大きく異なります。職種名だけでなく、実際の業務内容まで具体的に伝えることが重要です。
採用担当者へのヒント:ドライバー求人だけでなく、作業員やフォークリフトなど、関連職種との違いが分かる情報を用意すると、求職者が自分に合う仕事を判断しやすくなります。
よく見る求人サイト|Indeedが41.03%で首位

よく見る求人サイトでは、Indeedが41.03%で最も高い結果となりました。
次いで、タウンワーク(ネット)が21.79%、バイトル・ハローワーク・求人BOX・タイミーがそれぞれ6.41%となっています。
ドライブトライブは3.85%、マイナビとドラEVERはそれぞれ2.56%でした。
1位
Indeed
41.03%
2位
タウンワーク
21.79%
同率3位
4媒体
各6.41%
Indeedは引き続き主要な求人検索手段ですが、求職者が一つの媒体だけで仕事探しを完結させているわけではありません。
タウンワーク、バイトル、求人BOXなどの求人サイトに加え、ハローワークやタイミーも利用されています。
7月は、バイトル・ハローワーク・求人BOX・タイミーの4媒体が同率となっており、情報収集先の分散が見られました。
今月のひとこと
「Indeedに出しているから大丈夫」とは限らない
求職者は複数媒体を見比べています。掲載先を増やすだけでなく、どの媒体から見ても給与や仕事内容が同じように伝わる状態を作ることが重要です。
採用担当者へのヒント:媒体ごとに給与や勤務条件の表現が異なると、求職者に不安を与える可能性があります。求人情報の統一と更新管理を見直しましょう。
仕事選びの優先順位|給与が23.73%で1位に

第1位
給与
23.73%
第2位
仕事内容
22.88%
第3位
勤務地
16.10%
仕事選びの優先順位では、「給与」が23.73%で最も高い結果となりました。
次いで、「仕事内容」が22.88%、「勤務地」が16.10%、「日払い・週払い」が12.71%となっています。
そのほか、「勤務時間」が7.63%、「職場環境」が6.78%、「寮・社宅」が4.24%、「雇用形態」が3.39%、「勤務日数」が2.54%でした。
6月との違い|「今すぐ収入」から「結局いくら稼げる?」へ
2026年6月
給与 16.84%
2026年7月
給与 23.73%
前月比+6.89ポイント
6月は「仕事内容」と「日払い・週払い」がそれぞれ23.16%で同率1位でした。
7月は、給与が6月の16.84%から23.73%へ上昇しています。一方、日払い・週払いは23.16%から12.71%へ低下しました。
7月は、収入を受け取るタイミングよりも、給与額そのものへの関心が強まった月といえます。
ただし、給与と仕事内容の差はわずか0.85ポイントです。
HR LaboXの見解
給与が高いだけでは、応募の決め手にならない
求職者は「この仕事内容で、この給与なら納得できるか」を見ています。給与額と実際の負担が釣り合っているかを判断できる情報設計が必要です。
特にドライバー求人では、配送物、配送件数、配送エリア、車両サイズ、積み降ろし方法、手積み・手降ろしの有無によって、仕事の負担が大きく異なります。
給与を目立たせるだけでなく、次の情報もセットで記載すると、働くイメージが伝わりやすくなります。
- 運ぶ荷物の種類
- 1日の配送件数
- 配送エリアや走行距離
- 使用する車両
- 積み降ろし方法
- 手積み・手降ろしの有無
- 1日の仕事の流れ
- 月収例の算出条件
採用担当者へのヒント:給与と仕事内容は別々に見せるのではなく、「この仕事で、どの程度の収入になるのか」が一度に分かる求人設計を意識しましょう。
よく見るSNS|YouTubeが34.44%で最多

よく見るSNSでは、YouTubeが34.44%と最も高い結果となりました。
次いで、LINEが23.33%、X(旧Twitter)とInstagramがそれぞれ13.33%、TikTokが12.22%、Facebookが3.33%となっています。
YouTubeは、求人票の文章だけでは伝えにくい仕事内容や現場の様子を確認できる媒体です。
特にドライバー職では、車両、荷物、積み降ろし作業、配送先などを動画で見せることで、求職者が仕事を具体的にイメージしやすくなります。
LINEは、情報収集だけでなく、応募後の連絡や面接日程の調整にも利用される身近な連絡手段です。
また、X、Instagram、TikTokも一定の割合を占めており、SNSの利用先は一つに集中していません。
SNSごとの使い分け例
採用担当者へのヒント:すべてのSNSで同じ内容を投稿するのではなく、媒体ごとの特徴に合わせて伝え方を変えると、求職者に情報が届きやすくなります。
7月データから見えた採用の変化
7月データを一言でいうと
「給与が戻ってきた。
でも、仕事内容も外せない。」
給与への関心は上昇しましたが、仕事内容との差はわずかです。求職者は、条件の良さと働きやすさの両方を比較しています。
2026年7月は、仕事選びにおける給与の重要度が上昇しました。
一方で、仕事内容もほぼ同じ割合で重視されています。給与だけを大きく見せても、具体的な仕事の内容が分からなければ、応募にはつながりにくい可能性があります。
また、求人サイトではIndeedが首位となりましたが、求職者は複数媒体を利用しています。
SNSについても、YouTubeとLINEに加えて、X、Instagram、TikTokなどへ利用先が分散しています。
これからのドライバー採用では、一つの媒体だけに頼るのではなく、複数の接点で同じ魅力を分かりやすく伝えることが重要です。
今月の採用アクション
ACTION 01
給与の内訳と月収例を分かりやすくする
基本給、手当、残業、想定勤務日数など、月収例の根拠が分かる状態を作りましょう。
ACTION 02
仕事内容を具体的に書く
配送物、件数、エリア、車両、積み降ろし方法など、働く姿を想像できる情報を掲載しましょう。
ACTION 03
複数媒体の求人情報を統一する
掲載媒体ごとに給与や条件が異ならないよう、求人情報の更新ルールを決めましょう。
ACTION 04
SNSで仕事の見えない部分を補う
求人票だけでは伝わらない職場の雰囲気や車両、仕事の流れを動画や写真で発信しましょう。
採用担当者の「それ、どうなの?」に回答
まとめ|給与だけでなく「納得できる仕事か」が見られている
- 応募職種ではドライバーが58.62%で引き続き最多
- 作業員とフォークリフトも一定の割合を占めている
- 求人サイトではIndeedが41.03%で首位
- 求職者は複数の求人媒体を比較している
- 仕事選びでは給与が23.73%、仕事内容が22.88%
- 6月と比較して給与重視が6.89ポイント上昇
- SNSではYouTubeとLINEが上位
- X、Instagram、TikTokなどにも利用先が分散している
2026年7月のアンケート結果では、求職者の給与への関心が高まっていることが分かりました。
しかし、仕事内容との差はわずか0.85ポイントです。
求職者は単に高い給与を求めているのではなく、その給与に見合う仕事内容なのか、自分に続けられる仕事なのかを確認しています。
また、求人サイトやSNSの利用先は複数に分かれています。
これからのドライバー採用では、掲載する媒体の数だけでなく、どの接点から見ても給与と仕事内容が分かりやすく伝わる状態を作ることが重要です。
この記事を30秒でまとめると
- ドライバー応募は58.62%で高水準を維持
- Indeedが41.03%で求人サイト首位
- 給与重視が前月比6.89ポイント上昇
- 給与と仕事内容の差はわずか0.85ポイント
- YouTubeとLINEが主要なSNS接点
- 採用では給与と仕事内容をセットで伝えることが重要
※本記事は、2026年7月にHR LaboXが実施した応募者アンケートをもとに作成しています。複数回答を含む項目があります。割合は小数点以下の処理により、合計が100%にならない場合があります。
採用についてのご相談
ドライバー採用は、求人を掲載するだけで成果が出る時代ではありません。
求職者は複数の求人媒体を比較し、SNSなどを通じて仕事内容や職場環境を確認したうえで応募先を決めています。
「掲載しているのに応募が来ない」「閲覧はあるのに応募につながらない」という場合は、求人の見せ方や情報設計に改善の余地がある可能性があります。
DRIVE Xでは、複数媒体への掲載だけでなく、求職者に伝わる求人設計や採用改善までサポートしています。
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