貨物輸送
転職ノウハウ
2026.03.20

長距離ドライバーはやめとけと言われるのはなぜ?転職で後悔しないためのポイントを紹介

長距離ドライバー やめとけ ビジュアル画像

企業間の物流や全国への配送を担う長距離ドライバーは、物流業界で欠かせない職業の一つです。ネット通販や物流需要の増加に伴い、今後も必要とされる仕事といわれています。

しかし、その一方で「重労働だからやめておけ」「転職しない方が良い」といったネガティブな声を目にするケースも少なくありません。

長距離ドライバーは高収入を狙える職業ですが、身体的疲労や事故リスク、拘束時間の長さなど、事前に確認しておきたいポイントがいくつかあります。

本記事では、長距離ドライバーはやめておけと言われる理由や現役ドライバーの口コミ、転職で後悔しないためのポイントを紹介します。

ぜひ最後まで読んで、転職の判断材料として役立ててください。

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「長距離ドライバーはやめとけ」と言われる4つの理由

「長距離ドライバーはやめとけ」と言われる4つの理由

「長距離ドライバーはやめとけ」と言われる背景には、物流業界特有の働き方や事故リスク、世間的なイメージが関係しています。

ネガティブなイメージが付いてしまう理由を把握し、業界の実態を理解しましょう。

車中泊中心の不規則な生活になるため

長距離ドライバーが良いイメージを持たれていない理由として、拘束時間が長い点が挙げられます。拘束時間とは、荷待ちや休憩を含めた始業から終業までのすべての時間のことです。

長距離ドライバーは、中・近距離ドライバーよりも走行距離は長く、1日の拘束時間が十数時間に及ぶことも珍しくありません。サービスエリアや休憩スポットで車中泊をしながら目的地に向かうケースも多く、生活リズムが乱れがちになります。

ただし、トラック運転手の拘束時間は1日13時間(上限15時間)までと決められています。働きやすい環境づくりに取り組む運送会社も増えていますが、拘束時間の長さは転職活動で選択肢から外れる要因の一つです。

参考:厚生労働省|トラック運転手の改善基準告知が改正されています!

トラック運転手の拘束時間や休日に関するルールを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

慢性的な疲労と身体的負担を抱えやすいため

長距離ドライバーは運転時間が長く、同じ姿勢を続けることで腰や肩に負担がかかりやすい職業です。十分に休息を取りたくても、車中泊を余儀なくされるケースが多いため、疲労が蓄積しやすい傾向があります。

また、単に運転するだけでなく、周囲の車や歩行者、障害物に細心の注意を払いながら運転する必要があるため、想像以上に体力や集中力を消耗します。荷物の積み込みや荷下ろしで腕や腰への負担も大きくなりやすい点も、転職市場で敬遠される理由の一つです。

大型車両の事故リスクが高くプレッシャーが大きいため

長距離ドライバーが「危険な仕事」と敬遠されがちな背景には、事故リスクと常に隣り合わせになる点があります。

トラックは車体が大きく重量もあるため、万が一事故が発生した場合に、周囲への影響が大きくなりがちです。

全日本トラック協会の統計データによると、令和6年度の大型車両の死傷事故件数は、中型・準中型・普通車両よりも多くなっています。詳細は以下のとおりです。

車両サイズ令和6年の死傷事故件数
大型3,757件
中型2,321件
準中型2,055件
普通486件

自分が事故を起こすリスクだけでなく、他の車両の不注意による事故に巻き込まれる可能性もあるため、世間から「危険な仕事」と思われる場合があります。

参考:公益社団法人 全日本トラック協会|事業用貨物自動車の交通事故の発生状況

労働環境が悪いイメージが世間的に強いため

「重労働で過酷」「休めない」などのイメージの定着も、長距離ドライバーが敬遠される大きな理由です。

「トラック運転手=過酷」と思われるのは、かつての劣悪な労働環境や無理な運行スケジュールが業界のイメージとして定着している背景があります。過労や居眠り運転による事故の報道も相まって、業界に対するネガティブな印象が拭いきれない側面があるのです。

しかし、現在は労働環境の見直しが進み、働き方の改善に取り組む会社も増えています。長距離ドライバーへの転職を検討する際は、世間のイメージだけで判断するのではなく、労働環境を具体的に確認することが重要です。

長距離ドライバーをやめずに楽しく働いている人のリアルな声

長距離ドライバーは、業界の構造上、「体力的にきつい」「転職しない方が良い」と言われやすい職業です。確かに身体的な負担が多く、常に事故リスクと隣り合わせになりますが、そのような環境の中でもやりがいを感じているドライバーもいます。

ここでは、Xに投稿された現役ドライバーのリアルな口コミを紹介します。長距離ドライバーのやりがいや魅力も理解した上で、転職するかどうかを判断しましょう。

運転そのものに楽しさを感じている

運転が好きな方にとって、長距離ドライバーは天職ともいえる職業です。高速道路を走りながら景色の変化を楽しんだり、各地のサービスエリアに立ち寄ったりする時間が楽しいと感じる人もいます。

こちらの方は「誰でもできる仕事だと思われがちだが、運転が好きで仕事が楽しい」と投稿しています。
 

運転が好きでない方にとっては、長距離ドライバーの仕事は大きな負担となります。しかし、運転が好きであれば、大型車両で各地を移動する時間に楽しさを見いだせるため、長く安定して働けます。

安定的な収入を得られる

長距離ドライバーは、中・近距離ドライバーと比べて収入が高い傾向にあります。長時間の運転で疲労が溜まりやすい仕事ではありますが、その分の対価が大きく、安定した収入を得られる職業の一つです。

また、22時~翌5時の夜間走行では、深夜手当として割増賃金(25%以上)が支給されます。労働環境が整っている運送会社を選べば、手当や歩合給によって収入が増えるケースもあります。

こちらの方は、工場勤務から長距離ドライバーに転職したことで給料がほぼ倍になったと投稿しています。

長距離ドライバーは、転職で収入アップを目指す方や安定的な収入を得たい方にとって、魅力が大きい職業です。

ドライバーの割増賃金は、以下の記事でも解説しています。どのような仕組みで残業代が計算されるのか気になる方は、ぜひご覧ください。

自分のペースで仕事を進められる

長距離ドライバーは、基本的に一人で走行します。営業職や接客業のように常に人と関わる働き方ではないため、対人関係のストレスを感じにくい仕事です。

こちらの方の投稿では、トラック運転手の働き方に対して「誰にも迷惑をかけなくて気が楽」「自分のペースで段取りを組める」と満足している様子が伺えます。

また、道中の休憩や食事のタイミングなどは、法律で定められた休憩時間の範囲内で調整できます。納品時間を守る必要はありますが、自分のペースや裁量で仕事を進めたい方に向いている職業です。

日々の成長に達成感がある

長距離ドライバーの業務を通じて、自身の成長に大きな達成感を覚えている人も少なくありません。

こちらの方は、「日々努力を続けるうちに体力や筋肉が付いてきて、毎日成長を感じられた充実した一年だった」と感じているようです。

長距離ドライバーは、運転だけでなく、荷物の積み込みや荷下ろしの手順、配送先ごとのルールなど覚えることが多くあります。中型・大型免許の取得を目指す際は、学科試験の対策や実技の練習にも取り組まなければなりません。

こうした壁を一つずつ乗り越え、業務をスムーズに進められるようになると、自分の成長を実感できます。

長距離ドライバーには向き・不向きがある?

長距離ドライバーとして働くメリットは多くありますが、人によっては転職時に大きなギャップを感じてしまう方も少なくありません。入社後のギャップを減らし、自分らしいキャリアを描くためにも、長距離ドライバーに向いている人・向いていない人の特徴を理解しましょう。

向いている人|運転が好きで単独行動が苦ではない人

運転そのものが好きで、移動時間を前向きに楽しめる人は長距離ドライバーに向いています。運転業務は基本的に一人で進めるため、自分の裁量で集中して働くのが好きな方にも向いている職業です。

ただし、完全に単独行動で働くわけではなく、取引先や営業スタッフとのやり取りが発生する場面もあります。配送先での挨拶や確認など、基本的なコミュニケーションを取る力も必要です。

また、荷物の積み込みや荷下ろしも担当業務の一つのため、適度に体を動かしながら働きたい方にもおすすめの職業です。納品時間に間に合うよう逆算して行動する力や、道路状況を考慮してルートを組み立てる判断力も求められます。

向いていない人|体力に自信がなく生活リズムを重視したい人

長距離ドライバーは、長時間の運転や荷物の積み込み・荷下ろしなどが発生するため、体への負担を感じやすい仕事です。そのため、体力に自信がない方は、入社後に「きつい」「大変」と感じる可能性があります。

また、早朝や深夜の運行が発生する場合もあり、生活リズムが不規則になりやすい点にも注意しましょう。毎日決まった時間に帰宅したい人や家族との時間を優先したい人は、負担を感じる場面が多くなります。

体力面や生活スタイルを重視する場合は、地場配送や中距離ドライバーなど、勤務時間が安定している職種への転職を検討しましょう。

「長距離ドライバーはやめておけば良かった」と後悔しないためのポイント

「長距離ドライバーはやめておけば良かった」と後悔しないためのポイント

長距離ドライバーとして長く働くには、事前の自己分析と慎重な会社選びが大切です。

転職後に「やめておけば良かった」と後悔しないように、事前に確認しておきたいポイントを3つ紹介します。

転職の軸を明確に決めておく

長距離ドライバーに転職してから後悔しないためには、まず転職の軸を整理しておくことが重要です。

転職の軸は人によってさまざまで、前職よりも収入を上げたい方もいれば、残業が少ない働き方や一人で仕事を進められる環境を重視する方もいます。

目的が曖昧なまま転職すると、入社後に「思っていた働き方と違う」と感じやすくなります。自分の中で譲れない条件を明確にしてから求人を比較し、入社後の早期退職やギャップ、ストレスを避けることが大切です。

資格取得支援制度を導入している会社を選ぶ

未経験から長距離ドライバーを目指すのであれば、資格取得支援制度を導入している会社を選ぶことが大切です。

未経験でドライバー職に挑戦する際に悩みがちなのが、中型・大型免許の取得にかかる費用と時間です。免許取得には数十万円程度の費用がかかる場合もあり、自己負担になると金銭面のハードルが高くなります。

資格取得支援制度がある会社を選べば、取得にかかる費用の一部、または全額を会社側が負担してくれます。経済的な負担を抑えながらキャリアをスタートできるため、未経験で長距離ドライバーに挑戦したい方は、制度の有無を確認しておきましょう。

大型免許の取得方法や合格率、合格するコツは、以下の記事を参考にしてください。

求人で勤務時間・給与体系・休日の取り方を確認する

入社後に後悔しないためには、求人で以下の3項目を重点的に確認することが大切です。

求人で確認すること
  • 勤務時間(1日の運行スケジュール・実働時間など)
  • 給与体系(固定給・歩合給なのか)
  • 休日の取り方

長距離ドライバーは拘束時間が数十時間と長い職業のため、実際の運行スケジュールや1日の流れを把握しておくことが重要です。出発時間や帰社時間、休憩の取り方などを確認することで、働き方のイメージをつかみやすくなります。

また、給与体系は固定給なのか歩合給なのか、各種手当がどのように支給されるのかを確認しておきましょう。

長距離ドライバーの給与は「固定給+各種手当+固定残業代」が一般的ですが、中には完全歩合制や固定給・歩合給を組み合わせた給与体系を採用している会社もあります。給与体系によって収入の安定性や月収の変動幅が変わるため、ご自分の希望収入に合った求人を選びましょう。

長距離ドライバーはシフト制で勤務するケースが多いものの、休日の取り方は会社によって異なります。年間休日数や週単位での休日数、連休取得の可否などは、求人段階で必ず目を通しておくべき項目です。

長距離ドライバー以外の選択肢|中・近距離ドライバーの魅力

長距離ドライバーの実態を見ていく中で、「今の自分にはハードルが高いかもしれない……」と感じた方もいるのではないでしょうか。

長距離ドライバーが合わないと感じた場合でも、ドライバー職を諦める必要はありません。中距離や近距離ドライバーなど、別の働き方も視野に入れながらキャリアの方向性を検討することが大切です。

中距離ドライバー

中距離ドライバーは、長距離ドライバーと同じく県外への配送を担当しますが、走行距離は長距離よりも短いのが特徴です。準中型免許・中型免許・大型免許のいずれかを取得し、車両総重量や積載量に応じた4トン・10トントラックなどを運転するケースが多く見られます。

具体的な働き方としては、倉庫や物流センターで荷物を積み込んで出発し、目的地で荷下ろしを行った後、別の荷物を積んで帰社する日帰りスタイルが一般的です。長距離ドライバーのように車内で寝泊まりするケースは少ないため、生活リズムを乱したくない方にも向いています。

体力的な負担を抑えつつ、近距離よりも収入が高い傾向にあるため、収入面・生活面のバランスが整っている働き方です。

近距離ドライバー(軽貨物)

近距離ドライバーは、軽バンなどの小型車両や2トントラックを運転し、近隣エリアを中心に配送を行います。長距離ドライバーのように車中泊を伴う走行は発生せず、基本的には日帰りで勤務できるため、規則正しい生活を送りやすい働き方です。

業務内容は会社によって異なりますが、地元のコンビニや商店、スーパー、企業へのルート配送を担当するのが一般的です。毎日決まったルートで配送先を回るため、道や手順を覚えればスムーズに仕事を進められます。

「長距離は体力が持つか不安だが、ドライバーの仕事は諦めたくない」と考えている方におすすめの職種です。

軽貨物ドライバーやコンビニ配送ドライバーの仕事内容や給与事情は、以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。

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長距離ドライバーへの転職を検討している方は、ドライバー職専門の求人サイト「ドライブエックス」をご利用ください。

ドライブエックスでは、希望条件に応じてドライバー求人を検索できます。業界に特化した求人サイトのため、希望する車両の種類や車両設備、長距離手当の有無といった条件から求人を絞り込むことが可能です。

トラックドライバーへの転職に役立つコラムも掲載しており、業界の基礎知識や求人の選び方、働き方のポイントなどを確認できます。

長距離ドライバーとして快適に働ける職場を探している方は、ぜひドライブエックスで求人をチェックしてみてください。

「長距離ドライバーはやめとけ」に関するよくある質問

長距離ドライバーの平均月収はいくらですか?

長距離ドライバー(大型ドライバー)の令和6年度の平均月収は、男性で37万9,600円、女性で32万7,400円です。一方で、全産業の1カ月の平均月収は、男性で36万3,100円、女性で27万5,300円となっています。

 

長距離ドライバーの賃金水準は、全産業平均と比べて高い傾向があります。拘束時間の長さや身体的な負担の大きさは課題の一つですが、収入面に魅力を感じている人も多いです。収入は運送会社によって差があるため、求人で希望年収・月収と合致しているかを確認しましょう。

 

参考:公益社団法人 全日本トラック協会|2024 年度版トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態(本編抜粋)
参考:厚生労働省|令和6年賃金構造基本統計調査の概況

 

長距離ドライバーの年収は、以下の記事を参考にしてください。

長距離ドライバーは1日何キロ走行しますか?

長距離ドライバーが1日に走行する距離の目安は、300km〜700km程度です。

担当するルートや荷物の種類によって差はありますが、一般的には1日で数百キロを移動するケースが多く見られます。

 

例えば、関東から関西方面へ向かう運行では、走行距離が500km〜600km程度になる場合があります。

運転時間や拘束時間には上限が設けられているため、途中で休憩や仮眠を取りながら安全に運行することが重要です。

まとめ|「長距離ドライバーはやめとけ」といわれる理由を把握した上で転職先を選ぼう

長距離ドライバーは、労働環境や仕事内容、事故リスクなどの理由から「やめとけ」と言われがちな職業です。身体的な負担や業界特有の拘束時間、長時間運転など大変な面もありますが、中にはやりがいを感じながら働いている人もいます。

実際の働きやすさは会社によって大きく異なるため、勤務時間や給与体系、休日の取り方を確認しながら転職先を選ぶことが大切です。「やめとけ」と言われても、まずは自分がどのような働き方をしたいのかを整理し、転職するかどうかを判断しましょう。

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